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NDフィルターとは
写真撮影では、水の流れや光の軌跡などを表現するのによく使われるフィルターで、
発色に影響を与えず、光量を抑えるためのレンズフィルターです。
シャッタースピードを遅くしたり、長時間露光で使う場面で使うことが多いかと思います。
NDフィルターを使った写真の例です。


一眼レフでの動画撮影にはNDフィルターが必須
実は近年、画撮影に一眼レフカメラを用いることが主流になってきています。
そんな中、NDフィルターは一眼レフでの動画撮影に欠かせない必須アイテムとして注目されています。
なぜ一眼動画にNDが必要なのか
動画撮影時のシャッタースピード
動いているものを写真(静止画)で撮る場合は、一般的にシャッタースピードを早くすることで被写体ブレを防ぎます。
しかし、動画の場合はシャッタースピードを早くすると、映像が滑らかになりません。
連続する映像を切り取ったときに被写体ブレが発生していたほうが、動画が滑らかになるのです。
ではどのくらいのシャッタースピードがよいのかというと、一般的にフレームレートの2倍くらいと言われています。
例えば、25fps(1秒間に25コマ)のフレームレートの場合は、シャッタースピードは1/50秒に設定するとよいです。
NDフィルターの装着により光量を抑えることができる!
しかし、実際にシャッタースピードを1/50に設定して動画撮影すると、シャッタースピードが遅いため光量を取り込みすぎて白飛びしてします(特に屋外)。
そこでNDフィルターを装着することにより、シャッタースピード1/50を維持した状態で、被写体が白飛びすることなくきれいに撮影することができるようになります。
NDフィルターの選び方
いざNDフィルターを選ぼうとすると種類が豊富すぎてどれを選んでいいかわからなくなるかもしれません。そこで、いくつかの項目に分けて、NDフィルターを選ぶポイントを整理したいと思いますので参考にして下さい。
レンズの口径サイズに合ったものを選ぶ
NDフィルターはカメラレンズの前面に装着するレンズです。レンズの大きさによって装着できるNDフィルターは変わりますので注意が必要です。
例えば、カメラレンズの口径が49mmであれば、NDフィルターも口径サイズ49mmのものを選びましょう。
※カメラレンズ前面か側面、もしくはレンズキャップの裏側に◯◯mm、Φ◯◯mm、Φ◯◯と記載されているのが、レンズの口径です。この数字がお手持ちのレンズのフィルターサイズとなります。
NDフィルターの濃度
NDフィルターにはND4やND16のように、NDのうしろに数字があり、どのくらい光量の減少してくれるかを表しています。例えばND4は光量が1/4に減少でき、ND16は光量が1/16に減少できるという意味です。
万能!1枚であらゆる濃度に対応!可変フィルター
NDフィルターは撮影する環境により最適な濃度が違います。太陽の光が降り注ぐ晴れた屋外ではNDの値は大きほうがよい場合が多いでしょうし、日陰だとNDの値はそこまで大きくなくていいかもしれません。でも、あらゆる濃度のNDフィルターを揃えるのはお金もかかりますし、付替える作業も大変です。
そこで最近注目されているのが、一枚のNDフィルターであらゆる濃度に対応できる可変NDフィルターです。
NDの数値は2~400のものや、2~32のものなど様々な商品があります。最大値が大きいものを持っておくといろんなシーンに対応ができるので便利ですが、数値のが大きいほどX状ムラといって黒いムラがでる場合があるので、最大値が大きな可変NDフィルターを買う場合は、すべての数値できれいに撮影ができるわけではないことも頭に入れていたほうがいいでしょう。
私が実際に使っているのはK&FコンセプトのND8~128のフィルターです。
なぜこれを選んだかというと、以前にND2~400のフィルターを使った際、最大値の400で撮影をすると黒いムラが出てしまうのであまり大きな数値では使わなかったことと、2や4の小さな数値も特に使用機会がなかったので、これにしました。一度使って以来、動画撮影の欠かせないアイテムになっています。
K&F Concept NANO-X バリアブル NDフィルター 49mm 減光範囲ND8~ND128 / MRCナノコーティング/X状ムラなし KF-49ND8-128